まだ保育園やこども園には通っていないけれど、「少しだけ預けてみたい」「集団の場にも慣れさせたい」と感じることはありませんか。働いていないと使えないのか、いきなり申し込んで大丈夫なのか、迷いやすいところだと思います。
地域情報メディア「フカヤ日和」ライターのコースケです。 保育園の前を通っていると、「ここも新しい制度の対象かな」と気になって、つい案内板を見てしまいます。
この記事では、深谷市で始まる「こども誰でも通園制度」がどんな制度なのか、誰がどのくらい使えそうか、利用前にどこを確認しておくと安心かを、公式情報をもとに整理していきます。
こども誰でも通園制度はどんな内容か
深谷市の「こども誰でも通園制度」は、保育園などに通っていない生後六か月から満三歳未満の子どもが、月十時間まで保育所や認定こども園を利用できる制度です。就労の有無に関係なく利用できるので、「今は働いていないけれど保育の場を体験させたい」という家庭も対象になります。
利用できる時間は、一人あたり月十時間までで、使わなかった分を翌月に持ち越すことはできません。この時間の中で、一時間単位などで予約して使っていくイメージです。
制度の背景としては、保護者の働き方に関係なく、どの家庭の子どもも保育施設の環境に触れられるようにしようという国の方針があります。深谷市もその流れの中で、令和八年四月から本格実施する形です。
深谷市で対象になる子どもの条件
対象になるのは、利用する日時点で生後六か月以上、満三歳未満の子どもです。三歳の誕生日の二日前までが対象なので、誕生日が近いお子さんは、いつまで使えるかを意識しておくと安心です。
もう一つの大きな条件は、認可保育所、認定こども園、幼稚園、地域型保育、企業主導型保育などに通っていないことです。認可外保育施設だけを利用している場合などは、この制度も併用できると案内されています。
深谷市に住んでいることも前提になりますが、住所や世帯の状況など、細かい条件は公式ページで確認が必要です。引っ越しの予定がある場合なども、事前に保育課へ相談しておくと、途中でどうなるか見通しを持ちやすくなります。
利用できる保育園やこども園の範囲
この制度で利用できるのは、「こども誰でも通園制度」の実施施設として登録された保育園や認定こども園です。深谷市内では、公立のみらい幼児園おかべや川本南保育園、私立の深谷保育園、稲荷町保育園、花園こども園など、複数の施設がリストに掲載されています。
岡部地区や花園地区にも対象施設が含まれているので、自宅から車で動きやすい範囲で探しやすくなっています。普段の買い物ルートや、兄姉が通う園の近くなど、行きやすさで候補をしぼると、送迎の負担が少なく済みます。
ただし、各施設ごとに受け入れ可能な曜日や時間帯、受け入れ人数には上限があります。公式ページでは施設一覧までは確認できますが、最新の空き状況まではまとまっていないので、利用を検討している園には直接問い合わせが必要になります。
料金と一時預かりとの違いを知っておく
利用料金は、公立保育園の場合は一人一時間あたり三百円とされています。私立の保育園や認定こども園では、施設ごとに料金が異なるため、同じ時間利用しても金額が変わる可能性があります。
また、給食やおやつが付く場合には、別途実費がかかることも案内されています。料金は変わることがあるので、実際に予約する際には、必ずその施設の最新の利用料を確認した方が安心です。
一時預かり事業と似ている印象もありますが、一時預かりは「家庭での保育が一時的に難しいときの支援」という目的が中心です。この制度は、子どもの育ちを応援するという観点が強く、保護者の事情にかかわらず、集団生活の体験の場として使える点が大きな違いです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用時間 | 月十時間まで(翌月への持ち越し不可) |
| 料金目安 | 公立一時間あたり三百円、私立は施設ごとに異なる |
| 対象年齢 | 生後六か月から満三歳未満(誕生日の二日前まで) |
| 就労要件 | 就労の有無にかかわらず利用可能 |
就労要件がないという意味と注意点
この制度の大きな特徴は、「働いていなくても使える」という点です。育休中や専業の保護者でも、子どもの育ちや保護者のリフレッシュのために利用できる仕組みとして位置付けられています。
ただ、「誰でも」とあっても、対象年齢や在園状況などの条件はありますし、受け入れ枠にも限りがあります。申請や予約をすれば必ず希望どおりに取れるわけではないので、「まずは条件に合うか」「候補の園に空きがありそうか」をそれぞれの段階で見ていく形になります。
また、制度の実施は令和八年四月からとされていますが、今後の国の方針や市の運用で細かな部分が変わることも考えられます。開始時期が近づいてきたら、最新の案内を改めてチェックしておくと安心です。
利用までの大まかな流れをつかんでおく
実際に利用するには、「つうえんポータル」という専用システムから申請する形になります。まずは保護者が利用申請を行い、市が利用者として認定したうえで、アカウント情報が発行される流れです。
その後、利用したい施設で初回の面談を行い、子どもの様子や家庭の状況、アレルギーなどを共有してから、希望日時で予約を入れていきます。予約が施設側に承諾され、当日の登園時に二次元コードで登園時間と降園時間を登録するという運用です。
スマホを使った操作が基本になるので、機器の扱いに不安がある場合は、早めに保育課や利用予定の園に相談しておくと安心です。市役所の窓口で申し込みの流れだけでも聞いておくと、いざというときに焦らずに済みます。
つうえんポータルで利用申請を行い、市の認定とアカウント発行を経て、利用したい保育園やこども園での初回面談のあとに、具体的な予約を入れていく流れになります。
深谷市内のどの地域が利用しやすいか
市内を回っていると、岡部地区や花園地区は、国道や幹線道路沿いに園が並んでいる印象があります。車で動くことが多い家庭にとっては、通り道にある園を選べると、わざわざ遠回りせずに立ち寄りやすいです。
一方、深谷駅周辺や上柴町周辺は、買い物や用事のついでに寄りやすい園が多いエリアです。駐車場への入りやすさや、周辺道路の混み方も含めて、「普段の行動範囲の中で無理のない園」を候補にしておくと、月十時間の枠も負担なく使いやすくなります。
わたし自身、仕事で市内を回るときは、出入りしやすい駐車場かどうかを強く気にしてしまいます。保育施設も同じで、「混みそうな時間帯に出入りしやすいか」を地図だけでなく、実際に一度周辺を走ってみて確認しておくと、送迎のイメージがかなりつかみやすくなります。
現時点で分かることと分からないこと
公式情報で分かっているのは、対象年齢、対象外となる在園状況、利用時間の上限、料金の目安、利用の流れと、実施施設の一覧といった部分です。制度としての枠組みや、どの園が参加しているかまでは、かなり具体的に示されています。
一方で、各施設ごとの最新の空き状況や、曜日ごとの受け入れ傾向、実際にどのくらい予約が埋まりやすいかといった点は、現時点では分かりません。ここは、制度が始まってからの利用状況や、園ごとの運営体制によって変わっていく部分です。
また、今後の国の方針や市の運用変更によって、料金や利用可能時間が見直される可能性もあります。そのため、「今出ている情報を前提にしつつ、実際に使う前には公式の最新情報を見る」という使い方が、いちばん無理がないと感じています。
- 公式情報で分かることと未確認のこと
-
対象年齢や料金の目安、利用時間、利用の手順、実施施設の一覧などは、深谷市の公式ページで確認できる内容です。一方、各園の空き状況や混みやすい時間帯などは、現時点では個別に園へ聞く必要があります。
こども誰でも通園制度(乳児等通園支援事業)
利用前に公式情報で見ておきたい点
まず見ておきたいのは、自分の子どもが対象年齢に入っているかどうかと、普段利用している施設との関係です。すでに幼稚園のプレ保育や認可外施設などを利用している場合も含めて、制度の対象になるかどうかを、公式の説明で一度確認しておくと安心です。
次に、深谷市が公表している実施施設の一覧から、自宅や実家、よく行くスーパーなどから通いやすい園をいくつか候補に挙げておくと、あとで迷いにくくなります。岡部や花園など、普段あまり行かないエリアも、地図と合わせて眺めてみると、新しい候補が見つかるかもしれません。
最後に、つうえんポータルの使い方や、必要な情報の入力項目も、事前に軽く目を通しておくと、いざ申請するときに慌てずに済みます。スマホの操作に不安がある場合は、説明を印刷しておいて、家族と一緒に見ながら進めるのも一つの方法です。
- 対象年齢と在園状況が条件に合うか
- 利用しやすい実施施設がどこか
- 最新の料金と利用可能な時間帯
- つうえんポータルの申請手順
よく浮かびやすい疑問と考え方の目安
「月十時間だけなら、使わずに終わってしまいそう」と感じる方もいると思いますが、まずは一時間から二時間の短時間で試してみると、子どもの様子も見やすいです。送り迎えにかかる移動時間も含めて、無理のない範囲で組み立てていくのがおすすめです。
「働いていないのに預けていいのか」という気持ちも出やすいところですが、この制度は就労の有無にかかわらず利用できる仕組みとして設計されています。子どもの経験の場として考えると、「家庭だけではできない遊びや関わりに触れられる時間」として、気持ちを切り替えやすいかもしれません。
また、他の子育て支援サービスとどう組み合わせるかも悩みどころです。一時預かりや子育て支援センターの利用などと合わせて、「週に一度は集団の場」「月に一度は親だけの用事の時間」といったふうに、家庭ごとに使い方のイメージを持っておくと、制度を取り入れやすくなります。
コースケまず一時間だけ使ってみるくらいの気持ちで
深谷市でこの制度をどう活かしていくか
今日できる一歩としては、深谷市の公式サイトで対象施設の一覧と対象年齢の条件をざっと確認してみるところからが動きやすいと思います。気になる園があれば、買い物のついでに外観や駐車場だけでも見ておくと、利用のイメージが少し具体的になります。
わたし自身、駐車場が入りにくそうな場所だと、どんなに評判が良くても足が遠のいてしまうタイプです。制度が始まる前の少し余裕がある時期に、「ここなら送り迎えも無理がないかな」と感じる園を一つ見つけておくと、いざ利用したくなったときに動きやすいですよ。
こども誰でも通園制度は、「いつか使うかもしれない」家庭にとっても、知っておくだけで選択肢が増える制度です。実際に使うかどうかはさておき、「うちの場合はどうかな」と一度公式情報を見てみるだけでも、今後の子育ての安心材料の一つになると思います。












